育ててくださる神さま 園長 佐竹 和平 今月の「成長させてくださったのは神です」という聖書の言葉(キリスト教保育連盟のカリキュラムによる)は、子育て、幼児教育においてはとても重要な意味を持っています。新約聖書のコリントの信徒への手紙Ⅰの3章6節に…
文科省とキリスト教保育の思い 園長 佐竹 和平 大切な事なので年に1回は保護者に園だよりを通じて紹介させていただいているのが幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿。これは文部科学省が幼稚園教育要領に定めたもので、小学校入学前までに育ってほしい姿…
子どもの権利条約 園長 佐竹 和平 国連が「子どもの権利条約」を定めたのが1989年、日本はこの条約をその5年後の1994年に認めて、条約国となっています。もう、それから30年が経っていますが、日本国内では「子どもの権利条約」についてはそれほ…
ダンゴムシのための祈り 園長 佐竹 和平 ドレーパー記念幼稚園には卒業生保護者による後援会というものがあって、幼稚園の活動に関して応援してくださっています。今回、その後援会の小室会長が「保育者の祈り(日本キリスト教団出版局」という本を教職員に…
上善如水(じょうぜんみずのごとし) 園長 佐竹 和平 先日、園長として、子どもに接することを職業としている者として多いに反省すべき案件が起きました。というより起してしまいました。裸足保育になり天気の良い日は水遊びが園庭で繰り広げられます。午後…
大人は一日に15回、子どもは400回 園長 佐竹 和平 園庭にいると子どもたちが寄ってきて、園長の背中に乗ってきます。園長の私が背中にだれが乗っているのかわからないふりをしていると、子どもたちはとても喜んで笑ってくれます。園長の私はこれを、来…
愛を持って子育て 園長 佐竹 和平 自分は神様に愛されている、家族に、お友だちに、先生に愛されている大切な存在だと知ること。自分だけでなく、目の前にいる人、お友だちも同じように神さまに愛され、周りの人から愛されている大切な存在だと知ること。お…
キリスト教保育の願い 園長 佐竹 和平 イエスキリストを通して示される神の愛と恵みのもとで子どもたちが育てられ、今の時を喜びと感謝をもって生き、そのことによって生涯にわたる生き方の基礎を培い、共に生きる社会と世界をつくる自律な人間として育って…
忘れないで 園長 佐 竹 和 平 讃美歌(さんびか)はキリスト教の礼拝の中で歌われるもので、神様を讃美する歌、神様をほめたたえる歌です。幼稚園でも讃美歌は毎日、子どもたちによって歌われています。何度も歌う讃美歌は幼稚園を卒業した後も忘れずにいて…
信頼感 園長 佐 竹 和 平 幼児教育に関する研修などで良く出てくる言葉に「認知能力」「非認知能力」があります。何度かこの園だよりでも紹介はさせていただいてもいますが、大切なことなので改めて記しておきます。 認知能力というのは簡単に言うと数値化で…
信頼感 園長 佐 竹 和 平 幼児教育に関する研修などで良く出てくる言葉に「認知能力」「非認知能力」があります。何度かこの園だよりでも紹介はさせていただいてもいますが、大切なことなので改めて記しておきます。 認知能力というのは簡単に言うと数値化で…
クリスマスの喜び 園長 佐竹 和平 「運動会が礼拝から始まるってすごいですね」とある保護者から言われました。ドレーパー記念幼稚園では運動会に限らず多くの催しは礼拝から始まります。礼拝が出来なくとも、少なくとも祈りをもって始めるようにしています…
深まる 園長 佐竹 和平 11月のカリキュラムのテーマは「深まる」となっています。この時期、幼稚園の子どもたちの生活は様々なことが深まっています。友達との関係、異年齢の子との関り、先生との関り、支援の必要な子との関りなど、人間関係の深まりがさ…
園児フェスティバル 園長 佐竹 和平 残暑の厳しさもあり、運動会は当初10月の予定だったものを11月に開催することとし、園児フェスティバルを10月に開催することにさせていただきました。いま、幼稚園、子ども達は園児フェスティバルむけて楽しみながら、当…
アンパンマン 園長 佐竹 和平 ドレーパー記念幼稚園には過去、1人だけ男性の保育者がいて、クラスの担任も務められていました。名前は森田裕明先生。同郷の師でもある、当時の鈴木園長を頼ってこの幼稚園に就職しました。 幼稚園で働いているうちに、日々接…
幼稚園を造った言葉 園長 佐竹 和平 毎日の礼拝ではその月に定められた聖書の言葉を暗唱します。これを聖句暗唱といいます。7月の聖句暗唱は旧約聖書のコヘレトの言葉「あなたの若い日にあなたの創造者を覚えよ」となっています。この聖書の言葉はドレーパー…
探ってみる 園長 佐竹 和平 この6月は実習生を受け入れていて、3名の学生が幼稚園で子ども達、教職員との生活を通じて学びを深めます。その実習生を見ていて、幼稚園教育要領にある「教師のあるべき姿」について改めて確認した次第です。 『教師は幼児との信…
互いに愛し合う 園長 佐竹 和平 ある音楽関係の方のお話で、子どもの音域がどんどん狭くなっているのだと。高音が出ないのだと。で、この理由が乳児、子どもの時から大きな声でたくさん泣いてないからなのだと。 子ども、特に言語を発しない乳児は泣くことに…
子どもの自立 家族の中で 園長 佐 竹 和 平 「いちどあったらともだちで、まいにちあったら きょうだいだ♪」もう、30年近く前のおかあさんといっしょの始まりの歌です。週末を除いて原則平日は毎日会うのが幼稚園です。子どものみならず保護者も顔をあわせ…
キリスト教保育の願い 園長 佐竹 和平 イエス・キリストを通して示される神の愛と恵みのもとで子どもたちが育てられ、今の時を喜びと感謝をもって生き、そのことによって生涯にわたる生き方の基礎を培い、共に生きる社会と世界をつくる自律な人間として育っ…
認知能力:非認知能力 園長 佐竹 和平 小学校では国語、算数、理科、社会などの科目があり、それぞれ学びの中で覚えることがあります。覚えたことを基に問題を解く力も求められます。このような知識や知能のことを「認知能力」といいます。テストや受験など…
喜んで生きる 園長 佐竹 和平 「はやく起きなさい」「はやくご飯食べなさい」「はやく歯を磨きなさい」「はやく着替えなさい」こんな感じで朝が始まり、最後は「はやく寝なさい」と一日中「はやく○○しなさい」。私も気にはかけていますが、幼稚園の生活で、…
クリスマス 園長 佐竹 和平 幼稚園は教育基本法に基づく教育施設として位置づけられています。その教育基本法の条文の中には「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して…
多様な動き 園長 佐竹 和平 訳あって、今年度の運動会は例年と違った形での開催となりますが、子ども達は、当日を楽しみに準備、練習に取り組んでいます。 子ども達の運動に関しては文部科学省の幼児の運動指針としては下記が掲げられています。 1) 多様な動…
私を生きる 園長 佐竹 和平 10月のカリキュラムのテーマは「みんなちがって みんないい」とあります。金子みすゞの詩のフレーズがすぐに思い浮かんできます。 「私と小鳥と鈴と」 私が両手をひろげても、 お空はちっとも飛べないが 飛べる小鳥は私のやうに、…
うえお かきくけこ 園長 佐竹 和平 人間関係、親子関係などで悲しい事件が報道されたりします。私たちが知らされていないだけで、厳しい環境下で生きている人は多くあり、不幸の中に生きておられる人はとても多いのでしょう。古代ギリシャの哲学者、アリスト…
幼児期の集団での学び 園長 佐竹和平 日本には春、夏、秋、冬と四季があり、それぞれの季節にその良さがあります。梅雨が開け、7月、夏となりました。最近の日本の夏はその良さよりも、高温による熱中症の被害や、ゲリラ豪雨などによる自然災害などのマイナ…
根っこを育てる 園長 佐竹和平 数年前からホールでも鉄棒ができるようになり、体操指導の成果もあって、鉄棒の上手な子が非常に増えている。「さかあがりできるから!見て、見て!!」と子ども達の大きな声。できる自分の姿を見てもらいたい、こういう純粋な…
おどり炊きの幼稚園 園長 佐竹和平 4月の始業式、入園式から1ヶ月が経ちました。この間の保育日数は20日ほど。年間の保育日数は200日程度なので、10分の1が過ぎたことになります。この間の子どもたちの成長を喜ばしく思っています。新入園の子どもたちは幼…
はじめの一歩 園長 佐竹和平 ドレーパー記念幼稚園はキリスト教主義を掲げる幼稚園としてキリスト教保育連盟のカリキュラムに沿って保育を行っています。今年度の年主題聖句は「主がすべての災いを遠ざけて あなたを見守り あなたの魂を見守ってくださるよう…