園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2024年 4月

愛を持って子育て                      園長 佐竹 和平

 自分は神様に愛されている、家族に、お友だちに、先生に愛されている大切な存在だと知ること。自分だけでなく、目の前にいる人、お友だちも同じように神さまに愛され、周りの人から愛されている大切な存在だと知ること。お互いが神さまに愛されている大切な存在なのだから、互いに反目しあうことなく、仲良く、困っていることがあったら助け合うことができる。そういう者となっていって欲しいと願いながら、愛を持って子どもに接するのがドレーパー記念幼稚園のキリスト教育です。 

 一方で保護者の皆さんに愛を持ってお子さんを育てることの大切さを伝えてもいるのです。愛のある子育て、愛のある親子関係、愛のある家族。乳幼児期からこのような環境で育つ子どもは、毎日を伸び伸びと、楽しく過ごすことができるようになります。自分は自分でいい、自分の個性が周りを喜ばせるものであることを知っていきます。乳幼児期のこのような体験、経験がその後の人生の基礎となるものです。愛を持って子どもを育てていきましょう。

 カリキュラムには今月の主題があり、4月は「出会い」となっています。新しい出会いが多く与えられる4月です。様々な出会いがあるでしょう。この出会いこそが人生を豊かに喜びにあふれたものにしてくれます。初めてのお友達、初めての先生。みんなで遊ぶこと、歌うこと、食べることの楽しさとの出会い。子どものみならず保護者の皆様にも新しい出会いが多くあることでしょう。一生の友だちに出会うこともあるかもしれません。新たな自分に出会うかもしれません。園長としては保護者の皆さんにはせっかくドレーパー記念幼稚園に関わっているのですから、聖書、教会に出会って欲しいと願っています。そこに、神様、イエス様との出会いがあり、喜び、祈り、感謝の日々が導かれると私は思います。聖書は昔に書かれた書物です。しかし、その内容は決して古びず、今もそれを読む者に生きる力を与えてくれているので、世界中で読まれているものです。聖書の中にはこのように書かれています「聖書はすべて、神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。(新約聖書テモテへの手紙2 4-16)」

 2023年度のドレーパー記念幼稚園の歩みは園児57名とその家族、教職員15名による生活です。園児のみならず、保護者、家族の皆さまにも教職員にも楽しい幼稚園生活となるよう園長の私はこの年も多くの皆様のお力添えをいただきながら幼稚園運営にあたって参ります。どうぞよろしくお願いいたします。