園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2023年 3月

キリスト教保育の願い          園長 佐竹 和平

 イエス・キリストを通して示される神の愛と恵みのもとで子どもたちが育てられ、今の時を喜びと感謝をもって生き、そのことによって生涯にわたる生き方の基礎を培い、共に生きる社会と世界をつくる自律な人間として育っていって欲しい。このような願いがキリスト教保育の子ども観です。

 幼稚園の毎日の礼拝では月ごとに決められた聖句(聖書の言葉)をみんなで声を出して言うのです。毎日の聖句暗唱で、キリスト教保育の願いが少しずつ、子どもたちの心と体に行き渡っていったと信じています。年度の終わりに全てを記します。お子さんと一緒に振りかえって頂けたらと願っています。

4月 わたしたちは たがいに あいしあいましょう 

5月 ひかりのこどもとして あゆみなさい

6月 いつも、しゅにあって よろこびなさい 

7月 へいわをつくるものはさいわいです 

9月 あなたのわかいひに、あなたのそうぞうしゃをおぼえよ

10月 いっさいのことを あいをもっておこないなさい  

11月 いつまでものこるものは しんこう きぼう あいです 

12月 きょうだびでのまちで、あなたがたのために、すくいぬしがおうまれになった

1月 わたしはぶどうのき、あなたがたはそのえだです 

2月 もっともちいさいもののひとりにしたのは、わたしにしたのです

3月 あなたのとなりびとを あなたじしんのようにあいしなさい 

 2022年度のドレーパー記念幼稚園の生活も終わりが近くなってきました。この一年は園舎の建て替えに伴う工事があり、何かと不自由なこともありました。解体工事が長引いて行事などの変更も余儀なくされました。2学期からは新しい園舎での生活となりました。そのような中にあっても、子どもたちは今を思う存分に楽しんでくれていて、とても素晴らしかったです。保護者の皆様にも多くのご理解とご協力をいただき感謝です。

 年長のほし組さんは幼稚園を卒業し、4月からは小学校へ進学、年少、年中は進級となりそれぞれ新しい環境の中での幼稚園生活となります。どのような環境の中にあっても、神様の祝福とお守りをいただいて、安心して生活ができるようにとお祈りしています。