園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2013年 10月 伝えあう喜び

 伝えあう喜び       園長 佐 竹 和 平 

 今月の月主題は先月に続き「伝えあう喜び」となっています。子どもと子ども、子どもと保護者、子どもと教師、教師と保護者、保護者と保護者、教師と教師・・といった繋がりの中にあって「伝え合う喜び」を感じ合いながら過ごして欲しいと願っています。
園長の私はわが子が年長児として在園していた時に、このドレーパー記念幼稚園で働き始めるようになりました。働き出してすぐに始めたのが幼稚園のブログ日記です。色んな楽しいことを経験している子どもたちの毎日の様子を保護者に伝えなくてはもったいないと思ったからです。おかげさまで保護者の皆様から喜ばれ、毎日、100名以上の方がご覧になって下さっています。
 
 ブログに載せるのは主に外での自由遊びとお弁当を食べているところの写真。室内でのクラス活動を撮ろうと私が部屋に入っていくと往々にして園児の目が私に来てしまい、集中を途切れさせてしまうこともあるので控えるようにしています。結果として外での自由遊びの時間の写真が多くなります。入園前の保護者の皆様にもこの自由遊びたっぷりのブログを見ていただいている方も多いようで幼稚園の教育方針の一つである「自由遊びの時間を大切にする」ことには多いに理解をいただいたうえで入園いただいているものと思っています。このことは入園にかかわることのみならず幼稚園で働いている教師にも同じような効果があり、教師の募集をすると、このブログを見て自由遊びたっぷりのドレーパー記念幼稚園で働きたい、子どもとたくさん遊びたいとの思いをもって来られるのです。かくして、幼稚園での遊びの重要性を認識している保護者と教師に守られて、今日もたくさん遊ぶ、子どもたちです。益々“遊び”が充実し、集団での遊びを通じた学び、成長が導かれていることに感謝です。

 春の4月から始まった今年度の幼稚園の歩みも夏が過ぎ、もはや年度の半分が過ぎ、秋となりました。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋とも言われますが、子どもたちを見ているとまさに「実りの秋」でもあります。10月になりこれから行事も多くなってきます。行事を通じて多くの体験をすることでしょう。その体験の感動を伝えあい、子ども、保護者、教師のみんなで喜びあえる秋となることを願っています。