自由遊び 園 長 佐 竹 和 平
来年度の入園面接を行いました。入園希望の保護者の方々からはドレーパー記念幼稚園にお子さんを入園させたいと思った動機についても聞かせていただきました。卒業生、卒業生の保護者、在園児の保護者のお勧めでドレーパー記念幼稚園を知り、たまご組に来てみたら子どもたちが生き生きと遊んでいる姿、裸足で駆け回り、泥にまみれている姿を見て良いと感想をもったのがきっかけだった方が複数おられました。お休みしている人のことを祈るのが素晴らしい、障がいを持っている子と一緒に育ち合えるのが素晴らしいとの感想もいただきました。ドレーパー記念幼稚園の良いところを沢山聞けて、なんだか嬉しくって、40人弱の面接はあっという間に終わった感があります。良いところは更に伸ばし、しかし、到らないところは少しずつ改善し、子どもたちの成長を導ける幼稚園にしていかなければと気持ちも新たにした一日でした。
多くの幼稚園が小学校の事前教育のようなことに時間を費やす中、ドレーパー記念幼稚園では自由遊びの時間を可能なかぎり確保するように努力しています。原則として朝(登園後)とお昼(お弁当の後)の一日に2回、自由に遊ぶ時間があります。その時間は教師も子どもたちと一緒に園内をかけまわります。砂場では一緒に砂を掘って遊びます。子どもは先生が大好きですから、一緒に遊べば更に楽しさが増していきます。動き回る量も増えます。結果として子どもたちの大きな声、子どもたちのきらきらと輝く目が初めて訪れた方の印象に強く残るようです。これからも、子どもたちの遊びの時間が楽しく、充実したものになるよう教職員一同が力を合わせていきます。
最近読んだ本(男の子のしつけに悩んだら読む本:原坂一郎著)に記された“子どもが大好きになる人”として7項目が挙げられていました。
お子さん(人間)との関わり方の参考に記しておきます。
①自分をよく褒めてくれる人
②自分とよく遊んでくれる人
③自分の苦痛を取り除いてくれる人
④自分にうれしい言葉をかけてくれる人
⑤自分を笑顔にしてくれる人
⑥自分のことが大好きな人
⑦笑顔の多い人(よく笑う人)