園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2014年 10月 きもちがいいね

きもちがいいね              園長 佐 竹 和 平 

 毎年、10月にはドレーパーだよりを発行しています。幼稚園の卒業生は今や3200人を超えていますが、住所のわかっている卒業生とその家族にはドレーパーだよりを郵送しています。今年のドレーパーだよりには現在の保護者の皆さんの活動、けやきの会とサークル活動も紹介させていただきました。今回は特にこの活動紹介の反響があり、喜びを持って読まれた方があったようです。昔と変わらず保護者の皆さんがドレーパー記念幼稚園の生活を楽しんでいる姿がわかったのが良かったとのことです。

 幼稚園は子どもたちの集団での生活を楽しいものとし、その生活から子どもが育っていく環境を整えることがその主たる使命です。しかし、子どものみならず保護者の皆様にも幼稚園での生活を楽しんでいただきたいとの思いもあります。そのような園としての思いのある中、ドレーパー記念幼稚園では保護者の皆さんが様々に自主的な活動をされていて、それは本園の特色の一つにもなっています。「子どもも私も幼稚園を楽しみました。」と言ってお子さんと共に幼稚園を卒業されていくお母さんもいます。その楽しさの中で親としての成長も導かているようです。来年には教会も新しくなり、保護者の皆様の活動がさらにしやすくなり、豊かになるのではと期待もしています。引き続き、子どものみならず保護者の皆様にも幼稚園での生活を楽しんでいただけるよう努めてまいります。

 先月に引き続き今月もキリスト教保育連盟が定めるカリキュラムのテーマは「きもちがいいね」とされています。どうしても「きもちがいいね」を子ども達、保護者、教職員にわかってもらいたいとの強い思いを感じます。9月は夏の終わり、10月は秋の始まりと考えると、その月に感じる「きもち良いもの」も季節と共に変わってきます。秋はスポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋と言われたりもします。ほかの季節はこのように言われたりしませんから秋は日本人にとっては貴重な季節のようです。幼稚園にとってはバザーの秋とも言えます。10月となり保護者の皆様にはバザーに向けての活動もさらに活発になっています。

 皆様にとってはどんな秋ですか。気持ちの良い秋を子どもと一緒にたくさん楽しめるよう日々を過ごしたいと願っています。