園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2010年 4月 イエスがおはようと言われた。 

エスがおはようと言われた。       園 長 佐 竹 和 平
 
 新しくドレーパー記念幼稚園の家族となられた皆様、心より歓迎いたします。幼稚園は子どもにとって楽しいところ、子どもが楽しみながら成長する場所です。その成長を保護者の方が喜び、教職員が喜びあう所でもあります。これから一緒に喜びの日々を過ごしてまいりましょう。
 
 昨年度に引き続きドレーパー記念幼稚園の家族の皆様、ご進級おめでとうございます。過日の入園式で新入園児の前で進級児一人ひとりの名前が呼ばれた際には「はい」と元気に返事をしてくれた進級児です。その姿、お子さんたちの成長は大いなる喜びでもあり、園生活に不安を持つ新入園児の保護者にとっては希望でもあったと思います。この一年も喜びつつ歩みを進めて参りましょう。

 3月までは副園長だった私もこの4月からは園長として教職員をまとめて行く立場になりました。子どもたちの幼稚園での生活がより楽しく、充実したものになるよう努めてまいります。保護者の皆様にはご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。
 
 4月の主題聖句(キリスト教保育連盟で定められている今月の聖書の言葉)には「イエスがおはようと言われた。(マタイによる福音書28章9節)」とあります。十字架にかけられて亡くなられたイエス様のことを悲しみにお墓の前に来られた婦人に、復活したイエス様が発せられた言葉でした。

 あるセミナーで講師の方に「あいさつをすることは良いことですか?悪いことですか?」と質問されました。答えは「良いこと」です。しかし、また、質問されました。「あいさつをすることは良いことですか?当たり前のことですか?」と・・。そうです、あいさつをすることは当たり前のことだったのです。イエス様は自分から「おはよう」とあいさつをされました。新年度の初めにこの聖書の箇所が示されたのは、幼稚園の子どもたちが自分から「おはよう」とあいさつを交わすことができるようにとの願いがあるのでしょう。教職員も心がけて参りますが、ぜひ保護者のみなさんも幼稚園で出あった子どもに「おはよう」と声をかけてあげてください。
 
 あいさつは相手を認める第一歩、共に生きる第一歩です。大人が見本を見せてあげましょう。おはようのあいさつがこだまする、そんな素敵な4月にしましょう。