園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2011年 1月 習慣を見直す

習慣を見直す   園長 佐竹 和平

 新年あけましておめでとうございます。新しいこの一年が皆さんにとりましてすてきな一年となりますようにお祈りいたします。冬休みが終わり、いよいよ三学期のはじまりです。年間の保育日数は197日、内訳は一学期が71日、二学期が75日、三学期が51日となっていて三学期は一番短いのです。一日、一日を大切に、子どもたちの園生活が楽しいものとなるよう教職員一同力を併せてまいります。

 さて、一般の生活でもそうですが幼稚園でも年に1回、季節ごと、月に1回、週に1回、毎日とそれぞれ行うことがあります。その1回、1回の積み重ねを通じて子どもは成長していきます。冬休みのご家庭での過ごし方と比べると判り易いかとおもいますが、幼稚園に登園するためには決められた時間までには起きて、食事をし、身支度をして登園となります。登園するとおはようブックにシールを貼り、教室に入ってリュックからタオルとコップを取り出して・・と自分で準備をします。それからお外で遊び、その後はお部屋で礼拝・・と毎日、毎日、継続して習慣として行うことが幼稚園にはたくさんあります。最初は一人では出来ないこともあります。しかし、先生に教わり、友だちのまねをしたりして出来るようになっていきます。自分のことは自分でできるように成長を導くのは教育の役目でもあり、ここで教師が過度に手伝いすぎると、子どもは教師を頼って自分でしようとしなくなってしまいます。特に生活習慣は自分で出来ることは自分で行うのを基本にしなければなりません。

 皆さんの家庭ではいかがですか?今一度、お子さんの生活習慣を見直されてみてはいかがでしょうか?幼稚園ではできるのに家ではできない・・という話を聞きますが、それは手伝ってくれる親がそばにいるから、“やれるけどやらない”のかもしれません。やってもらうのが習慣になってはいけません。自分のことは自分でする。そんな素敵な1月にしていきましょう。