園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2016年 5月 気づき

 ドレーパー記念幼稚園はキリスト教主義に基づく幼稚園です。お子さんの大切な幼児期を過ごす場所である幼稚園、果たしてキリスト教主義の幼稚園における保育とはどのようなものなのか。加盟するキリスト教保育連盟の資料から下記に記しておきます。


 キリスト教保育とは

子ども一人ひとりが
神によっていのちを与えられた者として、
イエス・キリストを通して示される神の愛と恵みのもとで育てられ、
今の時を喜びと感謝をもって生き、
そのことによって生涯にわたる生き方の基礎を培い、
共に生きる社会と世界をつくる自律な人間として育つために、
 
 保育者が
イエス・キリストとの交わりに支えられて共に行う
意図的、継続的、反省的な働きである。


幼稚園での生活のすべてがこれらの考えに基づいて行われています。この保育の目標を達成するには幼稚園の中だけで、保育者だけの力で行えるものではありません。保護者の方にもご理解をいただき、お子さんの成長のために、保育者と保護者が同じ方向に向かって、それぞれの場所と役割で子どもとの生活の日々を過ごして行けたらと願っています。

今月のテーマは「気づき」となっています。「自分の気持ちや気づいたことを身近な人に伝えようとする」ことに意識を留めて過ごします。幼稚園の保育カリキュラムには毎月のテーマがありますが、そのテーマはその月だけで終わりということではなく、一つひとつを積み重ね、自分のものとしていけるようにすることが大切です。園だよりを通じてそのような思いに保護者の方にも気づいていただいて、一緒にお子さんの成長を導いて行きましょう。

新年度から1カ月が過ぎました。進級したお子さん、新入園のお子さんの幼稚園での生活について保護者の方はどのように受け止めておられるでしょうか。わからないこと、不安なことがありましたら、担任または園長までいつでもおたずねください。

まもなく、けやきの会(保護者会)の活動、サークル活動も本格始動します。ぜひ、これらの活動に加わっていただき、子どもと同じように、保護者の皆さんも幼稚園で友だちを増やし、幼稚園生活を楽しんで行っていただけたらと思います。