園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2010年 7月 いかに楽しいことでしょう。主に感謝をささげることは。

いかに楽しいことでしょう。主に感謝をささげることは。
                  園長 佐 竹 和 平

 4月の始業式、入園式から3カ月が経ち、間もなく一学期の終了のときとなります。保護者の皆様は現在のお子さんの様子をどのように見ておられるでしょうか。お子さんは幼稚園での生活を楽しんでいるでしょうか?集団での生活の中で成長が導かれているでしょうか?

 お子さんの中には幼稚園から帰ってきて、今日一日、幼稚園で何があったのか、楽しかったのか、つまらなかったのか・・お家ではほとんどしゃべらないお子さんもいます。そのようなお子さんに限って幼稚園ではすごいおしゃべりだったりします。お子さん自身が幼稚園は私の場所・・お父さんやお母さんには秘密!と考えておられるのかも知れませんが、保護者にとっては幼稚園でわが子がどのように過ごしているのかわからないのでは不安にも思うことでしょう。お子さんのこと、幼稚園のことで(行事なども含めて)、わからないこと、不安なこと、ご要望などありましたら教師、幼稚園まで遠慮なくご相談ください。お子さんのみならず、保護者にとっても楽しい幼稚園でありたいと願っています。

 さて、今月の聖書の言葉は「いかに楽しいことでしょう。主に感謝をささげることは。(詩編92編)」となっています。ここでの「主」とは神様のことです。神様に感謝のお祈りをすることはなんと楽しいことでしょうという詩です。ドレーパー記念幼稚園はキリスト教主義を掲げており、子どもたちは日々、神様に感謝する生活(祈りの生活)をおくっています。朝の礼拝、お弁当を食べる時、さよならのとき・・日に3回はお祈りをしています。神様のお恵、神様が私たちを守っていてくれていることに感謝する生活をおくっています。詩編の作者はこのことがいかに楽しいことかとうたっています。

 生きているとうれしいことばかりではありません。嫌なこと、辛いこともたくさんあります。しかし、そのような中にあっても、神様を信じ、神様に感謝をしていく生活をしたいものです。神様はいつも私たちを守っていてくださっています。今は辛いと思うことも、きっと神様の壮大な計画の中にこの辛いことも含まれていて、後々にはこの辛さが喜びになると信じて歩んでいきましょう。

 ドレーパー記念幼稚園の子どものように、どんな時も神様が私たちを守っていてくださると信じ、神様の与えてくださっている多くの恵みに気づき、感謝することができる、そんな素敵な7月にしていきましょう。