園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2011年 9月 笑顔

 笑顔             園 長 佐 竹 和 平 

 二学期が始まり、子どもたちの大きな声が園庭、園舎に響き渡っています。楽しい二学期のはじまりです。行事も多く、保護者の皆様にもご協力いただかなければならないことも多くあるかと思いますがどうぞよろしくお願いいたします。
お子さんの夏休みの思い出が楽しく表現されている“なつやすみちょう”を拝見させていただきました。遊園地、水族館、プールや映画などに出かけたときのことはもちろん、日常のちょっとしたことが取り上げられているものもありうれしく思いました。子どもたちのいきいきとした笑顔が浮かぶなつやすみちょうでした。子どもの成長にとって親との思い出は大切なものです。夏休みに限らず、たくさん、たくさん思い出を作って欲しいと願っています。

 『いつも』
いつも、いつも怒られてばかりで悲しい顔の子ども。
いつも、いつも怒られて育った子どもは大人になって、
いつも、いつも子どもを怒る親になりました。
いつも、いつも笑わせてもらっていて、笑顔の子ども。
いつも、いつも笑顔で育った子どもは大人になって、
いつも、いつも子どもを笑わせる親になりました。

 楽しい思い出づくりにせっかく出かけても、子どもを怒ってばかりでは、怒るほうも楽しくありませんし、怒られる子どもはもっと楽しくありません。親としては怒らなくても良いような配慮と準備、怒るのを我慢できる心の余裕を持っていたいものです。これは思いで作りに限らず、毎日の子どもとの生活の中でこそ大事にされなければならないことです。

 子どもには「笑顔で育てられた思い出」を持たせてあげたいものです。子どもはよく笑います。簡単なことでも笑います。人間は楽しいときに笑顔になります。怒らない準備と子どもを笑わせるちょっとした工夫と努力が大事です。親も楽しく、子どもも楽しく、笑顔の多い毎日を過ごしていきたいものです。