園だより 園長からのメッセージ

毎月、発行している園だより 園長からのメッセージ

2013年 4月 うれしい出会い

うれしい出会い     園長 佐 竹 和 平 

 4月は新しい出会いが与えられます。どうか、このドレーパー記念幼稚園が縁で得たこの出会いをうれしいものにできるような交わりができればと願っています。子どもたちの成長を喜びつつこの一年を共に過ごしていきましょう。
 
入園式の日には新入園の子、進級の子が担任から名前を呼ばれました。年長さんから一人ひとり名前を呼びます。みんな「はい!」の返事をちゃんとしています。年長の次は年中さんです。新入園の子もいます。新入園の子は名前を呼ばれて、手を挙げて返事をするという経験をしたことの無い子もいたことと思います。でも、初めての経験ながらできてしまう子もいます。他の子がやっているのを見て、真似してできるのです。これが集団での学びの一つの成果です。

幼稚園では子ども同士、教職員とのたくさんのかかわりの中で様々な体験をしていきます。その一つひとつが子どもにとっては初めてのことです。初めてなので上手くいかないこともたくさんあります。でも、経験がないから上手くいかないだけですから大丈夫です。1回、2回、3回と出来なかったとしても、その出来なかった経験も積み重ねて、いつのまにかできるようになるのです。保護者の皆さんは焦ることなく、お子さんをよく見て、頑張っている姿を褒めて、励ましつつ過ごしていきましょう。

ドレーパー記念幼稚園はキリスト教主義を掲げる幼稚園としてキリスト教保育連盟のカリキュラムに沿って保育を行っています。今年度の年主題聖句は「信仰と、希望と、愛、この三つはいつまでも残る。その中でも大いなるものは、愛である。 (コリントの信徒への手紙Ⅰ13章13節)」とあります。キリスト教ではこの「愛」を大事にしていて、ドレーパー記念幼稚園も同様に「愛」を大事にしています。
神様は私のことを愛してくださっている。このことを毎日の生活の中で子どもたちには感じ取っていただくようにしていきます。自分が愛されていると知ることは一番の喜びです。そして、自分だけではなくまわりのみんなも神様から愛されていることを知り、神様に愛されている者同士、家族やお友達、先生と愛し合いましょう(なかよくしましょう)ということです。

2013年度のドレーパー記念幼稚園の生活が神様の豊かな愛の中で楽しく過ごすことができますよう祈っています。